結論から言うと、毎日、子どもに野菜を簡単に摂取してもらう方法は、野菜ジュースを飲ませることです。
我が家では、2人の子どもが1歳の離乳食開始時から野菜ジュースを毎日1本飲んでいます。もちろん、野菜の食感を知ってもらうため、本来の野菜が嫌いにならないようにするため、野菜の栄養分を直接吸収させるために、可能な範囲で本物の野菜は食べさせますが、野菜はスーパーでも価格が高い場合が多いですし、野菜ジュースに含まれる栄養分をすべて摂らせるのは不可能です。そこで保険代わりのように野菜ジュースを飲んでもらっているわけです。野菜ジュースは1本80円程度。これで成人に1日に必要とされている野菜の栄養成分が摂れるわけですから、安く買える上に子どもには十分な量になります。
子どもに飲んでもらう野菜ジュースとしては、伊藤園『1日分の野菜』かカゴメ『野菜一日これ一本』の2択です。理由は、この2製品が香料も余計な糖分(甘み)も含まず、必要な野菜栄養分がたっぷり摂れるからです。毎日飲むものなので、ケース買いがお得です。
例えば、伊藤園『1日分の野菜』の原材料は以下のとおりです。(伊藤園の商品サイトより引用)
ほぼ野菜汁の上に、海藻カルシウム、ライスマグネシウムといった、不足しがちなカルシウム・マグネシウムまで摂れてしまう優れものです。カゴメ『野菜一日これ一本』は、伊藤園『1日分の野菜』よりカルシウム・マグネシウム・ビタミンCは少ないのですが、野菜の栄養成分という観点ではほぼ同じなので、味の好みで選ぶと良いと思います。個人的には伊藤園『1日分の野菜』がオススメです。
また、野菜ジュースを小さい頃から飲んでもらうというのがポイントです。この2品は結構トマト味が強く、大人でも苦手な方はいますが、子どもが小さければ小さいほど好き嫌いはしないものですので、野菜ジュースを習慣づければ、その後、野菜ジュースが嫌いになる可能性は低くなります。子どもが大きくなるにつれて、もっと甘いジュースも覚えていきますが、野菜ジュースは好きなままでいられます。我が家の2人の子どもも、オススメした周りの子どもも何年も続いているのがその証拠です。
なお、この2品が原材料として子どもに害がないことは、以下の書籍でも解説されていますので、ご興味のある方はご覧ください。本書は、野菜ジュース以外にも子どもに安易に食べさせてよいかを判断するときに役立ちます。